これは私がメイド喫茶で働いたときの体験談です。
以前からメイド喫茶にあこがれていました。
テレビで見ていて、自分でもあの可愛らしい制服で働きたいと感じました。
ドラマや漫画に出てくるような世界で、現実離れをしているところが私が興味を持ったところでした。
東京に上京したことによってお金が必要になったので、メイド喫茶でバイトをすることにしました。
東京に上京したときに秋葉原に行くと、路上に多くのメイドさんがいて、私は誘われてメイド喫茶に入りました。
メイドさんが可愛らしく、中の料理もおいしく食べられました。
そのときにメイドさんから可愛らしいポーズをしてくれて、実際にメイドさんがいることに嬉しく感じました。
その後、メイド喫茶に勤務することにしました。
今まではテレビの中でしか見ることができなかったところだったのですが、内情も知ることができました。
最初に面接をすることになったのですが、メイドになるために掛け声などを実際にすることになりました。
私はメイドさんにあこがれていたので、全力で面接官の人にメイドさんがお客さんに対して行うポーズや可愛い掛け声を見せました。
気合を入れてオーバーに表現をしていると、面接官の人も喜んでくれて、それからすぐに働けることになりました。
最初にメイドさんの制服をどうするのかを気になったのですが、制服は用意してくれることが分かりました。
私は身長がそれほど大きくないのですが、複数あったので私にも合うようなメイド服がありました。
今まで色々な人が着ていたようで、部分的にほつれていたところがあったのが面白かったです。
今までのメイドさんの歴史が刻まれているようで、これから頑張ろうと感じました。
お店の中では目立つような声のメイドさんがいたのですが、裏側では普通の女の子だったのが驚きました。
働いているときには少し高いことで掛け声を賭けていたのですが、スタッフルームにいるときには、低い声でしゃべっていました。
その人によると、高い声で話すのは疲れるので、休んでいるときには低い声で話しているということでした。
私はどちらかというと高い声だったので、そのままでもアニメ声だったことから、そのままでもメイドさんのようだったので、声を作る必要もありませんでしたが、周りのメイドさんに聞いてみると、ほとんどの場合は声を作っていると聞きました。
声はアニメ声のようにする必要があったので、声が低い人には大変なようです。
メイドさんになったきっかけなども聞いたのですが、みんな揃っていっていたのがバイト代が高いということでした。
時給も高くなっていることから、中にはメイドになるのは恥ずかしいという人もメイドで働いていました。
その子も徐々に慣れていって、今は平気になったみたいですが、最初には抵抗を感じている人もいるようです。
メイドには色んなポーズをすることがあるのですが、そのときに身体に無理なポーズをすることから、腰痛を持っているメイドさんもいました。
私は身体は丈夫だったので、働いているときにはいろんなポーズをしたのですが、そのようなことはありませんでした。
一番困ったのはお客さんと接するときでした。
お客さんの中には常連になるような人がいて、毎日のように来てお気に入るのメイドさんを指名してくることがありました。
途中で告白もされたようで、メイドさんは困ってしまって店を辞めてしまいました
その他にも外国人観光客が多かったのもメイド喫茶の特徴でした。
秋葉原には多くの観光客が来るので、そのときにお店に来るのです。
私たちメイドは片言の英語を使ったり、英語で書かれているメニュー雹を渡して、どの食べ物を食べるかも聞きました。
私は英語ができないので、身振り手振りでメイドさんの仕組みを話して、ケチャップで絵を描いたり、写真を撮影していました。
外国人の人も珍しい光景のようで、皆さん楽しんでいました。
私もメイドの格好をして路上でティッシュを配ったこともあったのですが、メイド服は薄く作られていたので、冬場は寒かったです。
特に寒い日にはカイロを貼ったり、見えないところは厚着をしていてして寒さを抑えていました。
メイドさんに話しかけてくることも多いので、いつも笑顔でいなければならないのが意外とつらいところでした。
メイドさんになるのには金条件も良かったのですが、部分的には筋肉を使うことがあったり、無理にテンションを上げなければならないのが大変な所でした。
メイドさんに興味を持ってくれる人はうれしいのですが、好意を持たれるのが大変な所でした。
その他にもメイドさん同士の派閥もあったりして、人間関係には困ることもありました。
メイドの人は長く働いている人は少ないのですが、中には長く働いているメイドさんがいて、その人は偉そうにしていたのです。
メイドになるまでは明るくて楽しいところというイメージがあったので、裏側を見たら少し怖いところもありました。