メイドさんになるなら個人経営のこぢんまりとしたお店がおすすめ

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もともとコスプレをするのが好きだったので、大学生になってアルバイトができるようになったら、メイド喫茶でアルバイトをしてみたいと思っていました。

東京の大学に入ってまもなくそのメッカとも言うべき秋葉原でのアルバイト情報を調べて、すぐに応募してアルバイトを始めました。

表向きの姿は何度か友達と一緒に行っていたので知っていたのですが、初めての勤務をしてみてその裏側について知ることができました。

私の印象としては誰もがメイドのコスプレを楽しむためにバイトをしているのだろうと思っていたのですが、意外にそうでもないということがわかったのです。

他のレストランや喫茶店で働くのに比べると時給も良いということもあり、それに加えて容姿が結構重要視されることから、美容にとても気をつかっている人やお金を稼ぎたいという人が意外に多いのがその初めてのメイド喫茶の現場でした。

美容に気をつかっている人も、自分の美容のためのお金を稼ぐためという気持ちが強いのが印象的で、ほとんどの人がお金が欲しいからこそうまくお客に媚びるメイドの姿を演じているということがわかったのです。

もっと華やかな舞台裏を考えていた私としてはかなりショックだったのが事実ですが、それでもメイド姿で働いてみたいという気持ちがあったのでしばらくはあまり気に留めないふりをして働いていました。

私にとってはメイドを演じて接客をするというのが楽しいものであって天職だなとすら思ったのですが、お金のために頑張るという気持ちで働いている人には結構ストレスが大きいもののようであるということも次第にわかってきました。

私が楽しそうに仕事をしているのを見ると癪に障るような部分もあるようで、何かと掃除などの面倒な仕事を押し付けられることが多くなり、ストレスのはけ口にされているのではないかという感じすらしてきました。

それで、その職場にいるのが嫌になってきてしまって結局やめてしまったのですが、場所によって違うかもしれないという気持ちもあって別のメイド喫茶に勤務してみることにしました。

私にとっては楽しく働けて時給も良いという理想的な職場なので捨てがたかったのです。
そういう思いでいくつかの勤務先を巡ってみて、もう秋葉原にこだわるのもやめようと思って別の場所にも足を伸ばし、結局4軒目になってようやく自分の居場所を見つけることができました。

それまでに勤務してみたところでは、職場の環境という意味では似たり寄ったりの感じで、お金のために働いているという人が多くて、そういう人たちの方が声が大きいという現場がほとんどでした。

私はタバコ嫌いなのですが、休憩所がタバコ臭くてとてもいられないというのも3軒目にはありました。

そういう現場にあってしまってもうやめようとした矢先に、そういう人が少数派のメイド喫茶で働くことができるようになったのです。

そのお店は個人で起業したオーナーが経営しているところで、オーナーの趣味でメイド服を調達してきているところでした。

オーナーも好きで喫茶店を経営しているというところがあったので、必然的にメイドで接客をするのが好きという人が集まってきたということかもしれません。

最も特徴的だったのがマニュアルがないということであり、それまでの3軒とは大きく異なることでした。

接客マナーやセリフまでもがかなり細かく決められていたのがそれまでのメイド喫茶でしたが、ここでは自由にメイドをやってくれということをオーナーに言われただけで、それ以上の要求は何もなかったのです。

小さいお店でお客もそれほど多くなく、他の店に比べると給料も低かったのですが、それでも環境は大事だと感じました。

他に常勤のようにしていつもいるバイト仲間が3人いましたが、皆、コスプレ好きでちょっとした休憩時間には裏でゆっくりとその話で盛り上がっていることができました。

たまに新しい人がやってきてはいなくなっていくということが多く、メイドをするのが好きでないとなかなかいられない喫茶店なのだなと感じたのを覚えています。

マニュアルがないというのがおそらくその大きな理由で、どうやってメイドを演じたら良いのかわからず、そのうちに自分に人気がないということがわかってきてしまって辞めてしまうのだと思います。

こういうメイド喫茶はレアであることは確かですが、お金のためではなく趣味で勤務したいと思う人にとっては天国のような場所でした。

世の中には色んな職場環境があるので、自分に合ったところに出会えるまで頑張ってトライしてみることが大切だと思った体験談でした。

結局、大学生活が終わってからはその喫茶店には一度も足を運んだがことがないのですが、きっとコスプレ好きの人たちが集まってこぢんまりと適度に繁盛を続けているのではないかと思います。

そういったバイト先を見つけられたことが私の大学生活ではとても大きなポイントでした。

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